【経済の基本】価格メカニズムの本当の意味を知ろう。

神の見えざる手って知っています?こんにちは、トレーダーの川相(
@woddy3)です。

これは、「市場における自由競争が最適な資源配分をもたらす」ということを表した、アダムスミスの言葉です。

市場経済において、各個人が自己の利益を追求すれば、結果として社会全体において適切な資源配分が達成される、とする考え方。スミスは個人が利益を追求することは一見、社会に対しては何の利益ももたらさないように見えるが、各個人が利益を追求することによって、社会全体の利益となる望ましい状況が「見えざる手」によって達成されると考えた。スミスは、価格メカニズムの働きにより、需要と供給が自然に調節されると考えた。

wikipediaより引用

実は、僕、「価格メカニズム」が全然イメージできなかったんです。

価格メカニズムを簡単に

例えばリンゴを1個、売りたい人がいます。200円で売ろうと考えました。
リンゴを買いたい人は100円なら買いたいと考えていました。
売りたい人は、200円では売れないので、150円にすることにしました。
買いたい人は100円なら買いたいと思っていたけど、100円のリンゴはないので、120円までなら出そうと考えました。
売りたい人は150円でも売れないので、130円まで下げました。
買いたい人は120円では売っていないので、130円のリンゴを買うことにしました。

このように売りたい人が売れるように自由に価格を調整することで、最適な価格が決まるというのが価格メカニズムですね。

僕も以前は、こんな説明を聞いて、なるほどなぁと思っていました。

価格メカニズムって機能してんの?

確かに、株取引は価格メカニズムで最適なレートが決まっています。

売りたい人(供給)と買いたい人(需要)のマッチングで、最適なレートが決まりますから、このメカニズムは簡単に理解できるわけです。

でも、僕たちが普段よく利用する、コンビニとかは、こんなメカニズムで価格が決まっていないじゃないか。だって、コンビニのモノの値段って一定ですからね。

これが、僕がこのメカニズムを理解しきれなかった理由なんです。

価格メカニズムをあやふやに理解していた

価格メカニズムは、金融市場におけるものだけなのかな?いや、僕たちの生きている経済社会でも、このメカニズムで価格が決まるはずじゃないのかな?

僕はそんな疑問をずっと持っていたけど、あやふやにしてきたまま、過ごしていました。

でも、実は、このメカニズムは、簡単に理解することができるのです。

コンビニでも価格メカニズム

ジュースを10本仕入れました。
1本100円で売っているのですが、100円で6本買いたい人が買っていきました。
残り4本は売れません
そのため、売りたい人は、ジュースを仕入れずにそのまま4本だけを売り続けます。
数日後、ジュースを100円で4本買いたい人がやってきました。
ジュースが全部売れたので、コンビニは、また10本のジュースを仕入れました。

これは何を表しているかというと、需要と供給のマッチングで価格を決めているのではなくて、
供給を調整することで、価格を一定にしている
ということです。

もっと言うと、
在庫の調整で価格を保っている
ということですね。

売れない時は、供給を減らす。そして、買いたい人がたくさんいる時は、在庫を増やす。

供給を調整することで、価格を一定にしていると考えると、この価格メカニズムのイメージが湧きませんか?

余談

昔、価格メカニズムが身近に感じられなかったので、ある人に質問しました。需要と供給で価格が決まるのに、お店で売っているものの値段は一定なのはなんでなんですか?って。

そしたら、「スーパーの見切り品とかは、そういうメカニズムで動いている」って教えてくれました。

まあ、確かに、閉店間際に50円引きなどのシールを貼っていますけどね。「見切り品にだけしか、そのメカニズムは働いてないのかな?」ってずっと疑問は続いていましたね。

そして、供給(在庫)を調整することで、価格を保っていると考えたら、この疑問が一気に吹き飛びました。

もし、誰かにこのことを聞いて、スーパーの見切り品の例を出したら、その人は、価格メカニズムをはっきりとは理解していない、昔の僕と同じレベルです(笑

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ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。