2017年3月、FOMC振り返り。

どうも、トレーダーの川相(@woddy3)です。
3月13日(火)、14日(水)のFOMC後は、ドルが大きく売られる展開になりましたね。

要因としては、次のようなことが考えられます。

利上げは織り込み済み

FOMCは今回、0.25%の利上げを発表しましたが、それについては、市場の反応はほとんどありません。

これについては、事前にFRB高官から、早期利上げに関する話がされていましたし、イエレン議長も、事前に、10日の雇用統計が悪くなければ利上げを実施するという旨の発言があったため、すでに、市場は利上げを織り込んでいたためです。

ちなみに、事前の、利上げの織込みについては、94%ほどになっていました。
(CME Fed Watchより)
ほぼ、織り込んだ状態ということです。

ドットチャートが3回から4回へ

利上げは織り込まれていたものの、利上げ回数については、市場は強気の見立てをしていました。

これまで、年間3回の利上げというのがFOMCメンバーの見方でしたが、これが、4回へと増えることになるのではないかというものです。

(ドットチャートで、FOMCメンバーの予想利上げ回数を判断しているのですが、これについては以前まとめましたので、そちらをご覧ください。)

2017年の米利上げの回数予想は何を見て判断しているのか。ドット・チャートを簡単に解説します。

2016.12.18

しかしながら、今回のFOMCで、
ドットチャートについては、3回のまま、変更なし。

期待外れの結果となったのです。

FRBのバランスシートの縮小

また、FOMC後のイエレン議長の会見では、FRBのバランスシートの縮小についても話題になることが予想されました。

利上げよりも注目されることと、トレーダーへの注意について。

2017.03.15

しかしながら、これについても発言はなく、予想外となったのです。

まとめ

「年間利上げ回数が4回になるのではないか」ということや「FRBのバランスシート縮小についての発言があるのではないか」という予想がされたことによって、
それがなかった今回のFOMC、イエレン議長会見では、ドルが売られる展開となりました。

上では、これらについては、「期待外れとなった」とか、「予想外だった」と表現しましたが、

市場が勝手にそういう見立てをして、勝手に「期待はずれだった」「予想外だった」と反応しているんですよね。

トレーダーとしては、このような勝手な期待に乗ることがなく、冷静にトレードをすることこそが、長く続ける秘訣なのかもしれません。

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ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。主に日足チャートを分析し、裁量トレードをしています。FXメルマガでは、通貨ペアの状況や狙い目をズバッと明記する他、僕が使っているテクニカル分析の方法も公開しています。毎日、ワクワクして過ごしたいですね!よろしくお願いします