2017年3月、G20振り返り。

どうも、FXトレーダーの川相(@woddy3)です。

2017年3月17日(金)、18日(土)に開催されたG20は、アメリカのトランプ政権の意向が色濃く反映されるものとなったと言えそうです。

G20のこれまでとの大きな変更点

これまでとの大きな変更点としては、2点が挙げられます。

ロイターの記事の一部を引用すると、

共同声明に関して、従来と大きな変更点が2つある。1つは「あらゆる保護主義に反対する」という文言が消えたこと。もう1つは、地球温暖化防止関連の項目が一切抜けてしまったことだ。
ロイターより引用

ということです。

  • 保護主義
  • 気球温暖化

この2点は、世界の流れを大きく変えることになるものです。

以前のアメリカと現在のアメリカの貿易のスタンスの違い

アメリカは、トランプ政権になり、TPPへの離脱やNAFTAの再交渉を表明しています。

これまでは、アメリカが世界の自由貿易を推進するリーダ国だったのですが、トランプ大統領になり、それが一転したわけです。

複数国の自由貿易協定によって、アメリカから富が流出しているという考え方です。

(以前に記事をまとめましたので、詳しくはそちらで)

トランプがメキシコを徹底的に口撃する理由

2017.01.27

自由貿易を推進していたリーダー国が、一転して、保護主義へと舵をきったというわけです。

保護主義への反対が文言から消えた理由

今回のG20で、
「あらゆる保護主義に反対する」という文言が消えたのは、アメリカの主導によって消えたのです。

つまり、アメリカのスタンスが、自由貿易を推進するスタンスから、トランプ大統領によって保護主義へと変わったからですね。

ここのその影響が出てきているのです。

アメリカの地球温暖化対策の考え方

では、G20でのもう一つの大きな変更点、地球温暖化についてはどうでしょうか。

これも実は、アメリカの影響です。

2017年1月20日、トランプ米大統領は、オバマ政権が地球温暖化対策として導入した行動計画など環境問題をめぐる構想や規制を撤廃すると発表しています。

つまり、トランプ政権になってから、オバマ政権時代に力を入れてきた温暖化対策についても、方針が転換したということなのです。

そして、G20でもそれが影響し、温暖化防止の項目が一切なくなったのです。

アメリカの影響

このように考えると、今回のG20は、
アメリカの影響が色濃く出た内容になったと言えます。

  • 自由貿易推進だったのが、保護主義も認める流れへ。
  • 地球温暖化の項目が全削除

このように見ると、どうやら世界のリーダー国のアメリカのスタンスは、世界のスタンスも変えてしまうことになるようです。

今回のG20で、「世界の進むべき方向性が不透明になった」ということがわかっただけのような気がします。

おまけ

ある意味では、これは大きなリスクになるのかもしれません。

リーマンショクによって、世界は、金融緩和、ゼロ金利の流れとなりました。

そして、現在は、アメリカのみが景気回復の流れとなり、利上げへと進んでいます。

単純に考えれば、アメリカのドルが強くなりますので、「ドル買い」なのですが、
上でも述べたように、不透明な状態であるがゆえに、どうやらそう単純にはいかないのかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。