金利差から円安になる!?いえ、円高になる可能性の方が高いんじゃないですか?

どうも、トレーダーの川相”かわい”(@woddy3)です。

以前、日米の金利差から、長期的には円安になるだろうと考えてるトレーダーは気をつけたほうがいい、という内容の記事を書きました。

金利差から長期的には円安になるだと!?目を覚ませ!

2017.08.23

詳しくは、上の関連記事を読んでいただきたいのですが、
簡単に結論を言うと、

日本の異次元の金融緩和が全く成果をあげておらず、その結果、
急に出口戦略を探らざるおえなくなって、

もしそうなったとしたら、結果的に、これまで円売りのスタンスだった多くの投資家が、ポジションを切り替えることになるので、

円高への逆流が起きるのではないか、というものです。

僕は、もちろん今も、この考え方通りになる可能性を想定しているのですが、

これ以外にも、長期的には円高になる可能性が考えられそうですので、ここで紹介したいと思います。

円安要因と円高リスク

日米の金利差から、長期的には円安になるだろうと考えている投資家の方は、

アメリカは、利上げをする流れになってきていて、
日本はまだまだ金融緩和を継続するという感じですから、

それを前提として、
日米の金利差が徐々に拡大するというふうに考え、その結果、長期的には円安になると考えているんだと思います。

しかしながら、
現在は、アメリカの利上げは、年内は行われないのではないかと言われ始めるようになってきています。

あったとして、2017年の12月と言われていますし、どちらかといえば、まだまだ先になる可能性の方が高そうです。

また、利上げをこれからもどんどんと進めていくという雰囲気も今のアメリカにはなく、そろそろ打ち止め感も出ているのが実際です。

このような状況から考えると、
円安になる前提としている、
「アメリカが利上げを進めていく」という部分が、少し怪しくなってきていますから、”長期的には円安になる”というスタンスは、現時点で、すでに黄色信号であるといえます。

そして、次に円高リスクです。

現在、北朝鮮のミサイルが予告なく発射されるということも起こっていますように、国際情勢が非常に不安定な状態になっています。

ミサイルが発射されるたびに、ドル円は円高になっていますが、今後も国際情勢が安定するとは思えません。

むしろ、アメリカのと北朝鮮と揉める可能性も高く、これからも緊張状態が続くことが予想されます。

つまり、
金利差から円安になるということよりも、
現在は、国際情勢の不安から円高になる可能性が高いと考えられるのです。

円高の可能性も考えよう

僕は、年末に向けては円高になるのではないかと、思っています。

金利差から円安になると信じ込んでいる人が多ければ多いほど、
円高になるだろうな、とぼんやりと感じます。

もちろん
未来の相場は、神のみぞ知る、ですから、円高にならない可能性もあるでしょう。

しかし、僕が言いたいことは、
長期的に円安になることを信じ込みすぎて、円高に対応できないようなスタンスでトレードに望むことは危険だということです。

少なくとも、金利差から円安になることを期待しているトレーダーは、一旦気持ちをリセットして、円高になるリスクも十分に理解する必要があるのではないでしょうか。

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ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。