ビットコインの暴落は、本当に一時的なものなのか。

ビットコインの状況を分析しています、トレーダーの川相”かわい”(@woddy3)です。

ビットコインは、昨日の夜の時点(9月19日22時頃)で44万円程度を推移しています。

つい先日、中国が、仮想通貨と人民元への交換業務を停止すると発表したことによって、ビットコインなどの仮想通貨が暴落しました。

上海=張勇祥】中国の大手仮想通貨取引所である「OKコイン」と「火幣」は15日、ビットコインなど仮想通貨の取引と人民元への交換業務を10月末で停止すると発表した。大手取引所の一角「BTCチャイナ」も14日に同様の発表をしており、他の取引所も追随する見通し。中国における仮想通貨の取引所は事実上、全面的に閉鎖される。
日本経済新聞より引用

ビットコインのチャートを見ると、
9月初旬には、一時56万円まで記録していましたが、

中国が、仮想通貨と人民元への交換業務停止を発表したことによって、
一気に30万円台割れへと、大暴落を見せました。

僕は、ちょうど、ビットコインについて調べていた時で、
この今年の急激な上昇については、
バブルであるとの結論をブログでまとめたところでした。

ビットコイン(仮想通貨)はバブル。崩壊する日はくるのか。

2017.09.15
(関連記事を、まだご覧になってない方は、こちらからお読みください。)

ですから、
中国の、仮想通貨と人民元への交換業務停止を発表したことによって、
もしかすると、これをきっかけに
急落するのではないかとの期待?をしていたのです。

ですが、急落を振り返ると、30万円を一瞬だけ割れた後は、
グイグイと上昇に転じて、
たったの4営業日で、すでに44万円台にまで回復したのです。

仮想通貨トレーダーのほとんどは、長期保有のスタンスですので、
このような状況を見て、
トレーダーたちは、ホッとしたのではないでしょうか。

ツイッターでも、そのような様子が伺えます。

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暴落の後に、急速に回復するチャートを見ると、まだまだビットコイン(仮想通貨)は上昇していくのかな?
と思えそうですね。

でも、僕は、基本的には、前回の記事でも述べました通り、
ビットコイン(仮想通貨)は、バブル状態にある
と考えています。

そして、それは
いつか崩壊を迎えることになる
と思っています。
(どこまで上昇するかは、誰にもわかりませんが)

なぜ、そう思うのかについては、

現在は、税制面から利益確定売りをしにくい状況であること(仮想通貨を利確すると多くの税金がかかる)と、

仮想通貨アフィリエイターが、SNSを通じた情報配信を拡大させたことによって、仮想通貨のロングがさらにブームとなり、

売りのない相場環境ができてしまった

からです。

これによって、仮想通貨市場は、売りがなく、買いのみの、完全なるバブル状態になっていると、僕は考えているのです。

そして、バブルは、いつか崩壊することになります。バブルの崩壊が、何をきっかけ始まるのかは、まだわかりませんが、

一つの可能性としては、
現在、仮想通貨ロンガーが信じてやまない次のシナリオが、崩壊することによって起こるのではないかと考えています。

ロンガーが信じてやまないシナリオとは、

仮想通貨が色々なところで決済通貨として使われるようになるだろうから、
そうなったらもっと仮想通貨への需要が増えて、
仮想通貨の価値はどんどん上がることになる

というシナリオです。

ロンガーはこのシナリオを信じて、
仮想通貨のロングを手放さず、
下がれば、買い増しを繰り返しているのです。

しかしながら、
僕が思うのは、現在のように、売りのない環境がいつまでも続くことはないということです。

例えば、今後、色々なお店で、仮想通貨が決済として用いられるようになれば、当然、仮想通貨を円に変える動きも活発になってくるということです。

(例えば、企業は仮想通貨の売り上げを、円に変えて、そしてそれを元にして、また仕入れをしたりすることにもなるから。)

つまり、社会の色々な場面で、仮想通貨が決済できるようになれば、円に変える環境も整うことになって、
これまでの買いオンリーの相場が終焉することになるのです。

社会の様々なところで、使えるようになればなるほど、
上昇すると思っていた仮想通貨が、
思ったように上昇しない、

となった時、

これまでロングのみのスタンスだった人たちは、
我先にと、決済売りを急ぐことになるかもしれません。

そして、この我先にと決済を急がせることが、
バブルを崩壊させる原動力となるのです。

最後に、
もちろんこれからも上昇を継続する可能性はあるでしょう。
しかし、この上昇(急騰)が、永遠に続くことはないのです。

仮想通貨トレーダーの皆様、
上昇を期待する気持ちは、十分にわかります。が!
それと同じように、暴落する可能性も十分に意識する必要があるのです。そうすると、もし暴落した時にも、落ち着いた対応ができて、大切な資金を吹き飛ばすことはないと思いますよ。

一度、今後の上昇を信じ込みすぎず、疑ってみるのはどうでしょうか。

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ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。