FXをする人に必要なことを言う。

はじめに

どうも、トレーダーの川相”かわい”(@woddy3)です。

2017年ノーベル経済学賞を受賞したのは、リチャード・セイラー氏です。米シカゴ大学の教授で、行動経済学の権威です。

経済学では、人間が合理的に行動する生き物だという仮定に基づいて理論を組み立てる学問ですが、
行動経済学は、人間の非合理性に着目した学問です。

つまり、「人は常に合理的な判断ができるわけではない」といういことを心理学も含めて研究しているのです。

合理的に行動することを前提にしている経済の分野で、
非合理性の研究の行動経済学については、なかなか受けいれられるものではなかったのですが、今や、その研究は、ノーベル経済学賞を受賞するまでになっているのですから、

”人は、常に合理的な判断ができるわけではない”というのは、周知の事実になったと言えるでしょう。

合理的な判断ができないケース

行動経済学からは次のようなことがいえます。
”人は合理的に判断ができないが故に、失敗を起こしてしまう”

例えば、合理的な判断ができないケースを考えてみます。

以前にブログにまとめたものがありますので、そのケースを使います。

サンクコスト効果って何?人が判断を間違えてしまう理由

2016.09.10

この記事から一部抜粋します。

映画のチケット1800円を払って、見始めたものの、開始30分でおもしろくないと思ったとします。
あなたならどうしますか。

合理的な判断ができる人は、
すぐに映画館を出る
という判断をします。

しかし、多くの人は、そういう判断ができません。

どう考えるかというと、
せっかく1800円も払ったんだし、最後まで見ないと損をすると考え、
面白くない映画にずっと時間を使う決断をするのです。

これは、完全に非合理的な判断なのです。面白くないと判断したのであれば、開始30分で映画館を出て、残りの時間を有意義に過ごすのが、合理的な判断なのです。

このケースを見た時どう思いましたか?
多分、多くの人は、「せっかく1800円も払ったんだし、最後まで・・・・」と考える方だと、感じたのではないでしょうか。

なぜなら、人間は常に合理的な判断ができるわけではないからなのです。

FXで負ける理由

これは、FXにおいても、同様のことが言えます。

FXでは、8割の人が損をしているとよく言われます。

”買い”から入るか”売り”から入るかの二択のFXにおいて、多くの人が負けるのは、

トレーダーが合理的な判断ができないことによって損を出してしまう

からなのです。

FXトレーダーは「メンタルを鍛えろ」とよく言われますが、これにもう少し言葉を足して、わかりやすく言うならば、

「常に合理的に判断ができるようにメンタルを鍛えろ」
です。

  • もう少し粘ったら、上昇に転じるのではないか
  • 下がりそうだし、一発逆転のショートで狙う
  • 雇用統計の結果が良ければ、ドルは持ち直すはずだ
  • ユーロ分裂で大きく下がるはず

挙げればキリがないですが、
自分の「思い込み」や「勝手な期待」によって、合理的な判断ができない状態に陥り、自分が取っているポジションを過信し、その結果、損失を拡大させるのです。

人は失うことに弱い

行動経済学では、人は得る喜びよりも、失う痛みの方が倍以上も大きいと言われています。

失うことに怯えることによって、余計な感情が判断を鈍らせ、トレードで失敗をするのです。

負けトレーダーからの脱却

人は合理的な判断ができないために、トレードにおいても負けることになるのですが、

では、負けトレーダーはどうすれば勝てるようになるかというと、

合理的な判断ができるようになれば勝てる

ということになりますよね。

そのためには、まずは、
失う痛みに耐えるメンタルを持つことです。

そして、そのために必要なことは、”慣れ”。

裁量トレードをやり続け、慣れることで、
必要な損切りも、適度な利確も何度も経験をすることができます。
そうすれば、損切りにも慣れてきますし、合理的なトレードができるようになり、その結果、成績がよくなることは十分に考えられるでしょう。

僕は、
このブログでも平日にアップしいるように、
買いシグナルや売りシグナル、目標値、損切りラインを明確に分析して、裁量トレードを行なっています。

この目処をもとにして、
あとは、合理的に利確、損切りを判断していくだけで、より良い成績を上げることができるようになりました。

目標値や損切りラインを算出するための分析方法は、
どんなものを使ってもいいと思います。

自分の分析手法によって、
あとは合理的に判断ができるようになれれば、それだけで、
FXトレーダーとして、大きく成長できるのだと思いますよ。

ちなみに、僕の手法は、
マニュアルにて完全公開中ですから、興味がありましたらそちらもお願いしますw

【全て公開】ワンランク上のトレーダーになるためのFX勝ちチャート分析マニュアル

2017.03.25

気をつけなければいけないこと

「裁量トレードがうまくいかない人は、自動売買のシストレならうまくいくよ!」

との甘い誘いが、ネット上には溢れかえっています。

しかしながら、僕の思うことは、

「裁量トレードがうまくいかない人は、シストレをやってもうまくいかない」

ということです。

それは、いくらシストレであっても、人が合理的に判断しなければならない場面が必ずあって、裁量トレードと向き合ってない人は、そういう場面で必ず失敗するからです。

ですから、トレーダーとしてやっていくなら、
シストレだろうが、裁量トレードを鍛えなければいけないのです。

裁量トレードを鍛えた上で、
シストレに分散投資をするというならば、全然アリだと思いますよ。

iサイクルのトレンドを試したら、利確メールがジャンジャンきたけど、大きな損切りも連発した。

2017.10.31

間違っても、皆さんは、裁量トレードから逃げるように、シストレに移行することがないように気をつけましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。