日本の金融政策決定会合で円高に、アメリカ時間もそれを引き継ぐ。ドル円、ユーロ円、売りシグナルに順調に従う流れ

9月22日(木)の為替動向

おはようございます。プロFXトレーダーの川相有高(@woddy3)です。

昨日の、総括的な検証がされる日銀、金融政策決定会合。その内容を、一言で言うと、「金融緩和の度合いをこれまでのマネタリーベース(資金供給量)から利回り曲線(イールドカーブ)に変更する大幅な枠組みの修正に踏み切った。」とのことでした。

2016年9月の金融政策決定会合の内容とその後の値動きについて

2016.09.21

これまで、黒田総裁が金融緩和で円安、株高にできたのは、そのわかりやすさが評価されてのものだったように思いますが、今回の内容は、「非常にわかりにくいものになった」というのが感想です。

会見では、記者から、「テーパリング(量的緩和の縮小)ではないか?」との質問がありました。この質問は、追加緩和政策なのか、それとも、結果的にテーパリングとなる政策なのか、非常にわかりにくかったということをあらわしていると思います。

そのため、値動きも、一時的な円安となっただけで、その後は円高傾向となりました。

そして、深夜3時のアメリカ、FOMCの政策金利発表では、これまで報告してきました予想どおりの「利上げ見送り」でした。

これは、市場も織り込んでいたので、そのことについて、大きな反応はほとんどない、といったところでしょうか。日本時間の円高の流れを継続して終えました。

各通貨ペアのテクニカル分析

では、ここからは昨日の値動きをもとに、チャート分析から見えてくる情報をお伝えしたいと思います。

ドル円の見通し

ドル円は、今朝の時点で100.40円台となっています。

こちらは昨日から売りシグナル点灯をお伝えしていました。その通り、円高に推移することになりましたね。

現在も、売りシグナル点灯継続で、目標値は100.00円台です。

目標値まであと少しですので、決済のタイミングを狙っていきたいところですね。

ユーロドルの見通し

ユーロドルは、今朝の時点で1.1180ドル台となっています。

こちらはレンジ相場となっています。レンジの上値は、1.12ドル台半ば、レンジの下値は1.11ドル台前半です。

シグナル点灯まで、チャンスを待ちたいと思います。

ユーロ円の見通し

ユーロ円は、今朝の時点で112.40円台となっています。

こちらは売りシグナル点灯継続です。目標値は、111円台前半、第二目標値は110円台前半となっています。

ドル円がすでに目標値付近まで到達しているのを見ると、こちらも、現在の112円台前半でいったん下げの勢いがとまることも考えられます。

目標値を意識しすぎることなく、ある程度の水準で決済をするのもこう判断だと思われますので、今後の値動きに注目しましょう。

本日のまとめ

日本の金融政策決定会合では、結果的に円高に推移することになり、その流れをアメリカ時間でも引き継いだという1日でした。

テクニカル分析の観点から売りシグナルが点灯しているドル円とユーロ円も、順調に円高になりました。そして、そろそろその目標値を捉えようとしていることから、決済を意識したい雰囲気となっています。

無理することなく、落ち着いて決済のタイミングを計りたいところですね!

ABOUTこの記事をかいた人

ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。