2016年9月21日(水)の日銀金融政策決定会合の内容を受けて、ドル円はどう動くのか。

金融政策の発表内容とその日のドル円の値動き

2016年9月21日(水)に日銀は、これまでの金融政策の総括的検証と、それを受けて、新たな金融政策の発表を行いました。

この内容がどのようなものであったかは、以前もこのブログでお伝えしましたね。

2016年9月21日に発表された日銀の新たな金融政策は、失望する内容と言える

2016.09.27

2016年9月21日に発表された日銀の総括的な検証。その内容について。

2016.09.26

今回は、これを受けて、今後のドル円の値動きを考えてみたいと思います。

日銀の金融政策発表の日の値動き

9月21日(水)のドル円の値動きは、101.70円台からスタートし、発表を受けて、円高に推移したのち、そのまま円安へと動き出しました。
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円安への動きは、新たな金融緩和政策が発表されたということで、そのような動きが見られたと言われています。

しかしながら、その内容が、果たして本当に効果があるのか、疑わしいということで、再び円高基調になりました。

この日の終値としては、100.40円台でした。

この値動きをどう見るか

1日の値動が、101.70円台で始まり、100.40円台で終えたということですから、約1.30円台ほどの円高となったわけです。

これは、新たな金融政策への失望感というようりは、「新たな金融政策に対して、懐疑的な見方が広がった」という感じでしょうか。

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果たして、これは金融緩和なのだろうか。果たして、これは効果が期待できるのだろうか。などなど、様々な疑問の声が反映された値動きとなったわけです。

専門家の多くは批判的

今回、発表された金融政策の内容を受けて、専門家のほとんどが批判的な見方となっています。

専門家の意見を簡単にいうと、

「日銀は、これまで進めてきたサプライズ的な金融緩和の無理がたたり、これ以上は打つ手がなくなってきた。そこで、今回は、新たな形での金融緩和を発表した。が、これは、金融緩和というよりは、緩和縮小といえる代物ではないか」

という感じです。

今後のドル円

発表から数日が経ち、未だドル円は100円台前半での推移となっています。
(これを書いている9月28日23時の時点で100.46円)

基本的には、この金融緩和の内容ならば、円高に推移することになると思われます。

唯一、円安に動く可能性があるとしたら、それは、アメリカが利上げをすることによる円安です。

つまり、外部要因頼み。

で、そのアメリカは、現在、年内に利上げをするというのがメインシナリオです。

年内利上げの確率が高まれば、徐々にドル買い、円売りの流れになると思われます。が、年内利上げが見送りというムードになっていくならば、円高基調が続くと思わます。

では、年内利上げかどうかを判断するのに重要なものはというと、それは、経済指標ですね。

ということで、今後注目したいのは、10月7日(金)21:30の米雇用統計です。ここで、数値が良好ならば、利上げムードは高まるだろうし、逆に、数値が悪ければ、利上げ見送りの可能性が高まります。

ドル円は、この影響を大きく受けると思いますから、注目しておきましょう。
(相場は、予想を先取りして動くことが多いですから、もちろん、これを待たずして、動くことも十分ありえますからね)

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ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。