日銀はメンバー内でも意見がわかれる?米利上げ観測も後退

9月8日(木)の為替動向

おはようございます。プロFXトレーダーの川相有高(@woddy3)です。

ドル円は昨日も円高に推移しました。日中には一時101.20円台前後を記録しましたね。

円高が進んだ背景には次のニュースが影響しています。

内容は、9月20日、21日に開催される日銀、金融政策決定会合で、追加緩和の是非についてメンバーの意見が割れているというものです。

日銀は21日(水)に、これまでの量的、質的緩和策について総括的な検証を発表すると言ってきました。

このことから、さらなる追加緩和が発表される可能性も期待されていましたが、この報道により、期待感が後退し、その結果、円高への推移となったと思われます。

また、アメリカの9月利上げについても、徐々に見送りと見る向きが増えてきて、フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む、今月の米利上げ確率も15%まで下がっています。

また、9月利上げの可能性を55%と強気だったゴールドマンサックスも、40%に引き下げたとの報道もありました。

このように、日銀追加緩和への期待感が後退していること、アメリカの利上げが先送りされること、の二つの要因により、じわじわと円高が進んでいると言えそうです。

各通貨ペアのテクニカル分析

では、ここからは昨日の値動きをもとに、チャート分析から見えてくる情報をお伝えしたいと思います。

ドル円の見通し

ドル円は、今朝の時点で101.70円台となっています。

現在は、レンジ相場となっています。レンジの上値は104.00円台、レンジの下値は99.90円台です。

今は、まだ広い範囲でのレンジとなっていますが、今後徐々にその範囲を狭くして、レンジブレイクの時を迎えると思いますので、その時まで様子見となります。

ユーロドルの見通し

ユーロドルは、今朝の時点で1.1230ドル台となっています。

こちらもレンジ相場です。レンジの上値は1.13ドル台半ば、レンジの下値は1.11ドル台前半です。

こちらもレンジブレイクのタイミングを狙いたいところです。

ユーロ円の見通し

ユーロ円は、今朝の時点で114.30円台となっています。

こちらもレンジ相場です。レンジの上値は115円台後半、レンジの下値は112円台半ばです。

レンジブレイクの時まで様子見となります。

本日のまとめ

日本は、9月に追加緩和を実施するのかどうか、メンバーでもめているとのことで、どのような内容が発表になるかは、まったくわからなくなっています。

また、最近、経済指標の結果がよくないアメリカは、9月利上げ観測が後退し、ドルが売られる場面が増えています。

ということで、全体的にドル売り、円高の流れが継続しています。

テクニカル分析の観点では、どの通貨ペアもレンジ相場となっています。
今後は、徐々にその範囲を狭くして、レンジブレイクの時を迎えると思いますから、その時を狙って、今はしっかりと様子を見ていきたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。