1回のトレードで全力のエントリーをするのを改善してみよう。

ポジションの取り方がまずいと、まず勝ち続けることは不可能です。プロFXトレーダーの川相有高(@woddy3)です。

僕は、このブログで毎日、FXの見通しを公開していますが、それを参考にしてトレードをしたとしても、みんな同じ結果を出せるわけではありません。みんな、結果が違ってきます。

なぜかというと、ポジションの取り方が違うからですね。本日は、このポジションの取り方について考察したいと思います。

mut

失敗トレーダーの典型は、1回で勝負をしようとうする

例えば最大で10万通貨でトレードしている人のケースで考えてみましょう。

ドル円が買いシグナルが点灯しそうな水準(仮に104.00円台とする)まで上がってきました。買いシグナルが点灯した場合、目標値は105.20円台が算出されそうです。

ということで、「よし、このまま朝の時点でキープできれば買いシグナルが点灯になるし、ロングで勝負しよう」と考えました。

ロング10万通貨、104.00円で買い、ポチッと。

次の日の朝、ドル円は104.20円台となっています。朝のフリーFXブログでは、買いシグナルが点灯で目標値105.20円台と書かれています。

これを見て、
「よし、104.00円台でエントリーしたから、105.20円台まで上昇したら一気に12万円の利益を獲得できるぞ!」と鼻息を荒くして期待に胸を膨らませるのです。

max98_yattazeyossya20140531_tp_v1

しかしどうでしょうか。その後は上昇を継続することができず、2日後にはシグナル転換ラインの102.50円台を割るところまで下げてきました。

「ああ、ロングポジションが15万円の含み損。」「なんであがんねーんだよ。」と、悔しさいっぱいです。

結局この人は、102.50円台を割れたところで、損切り。15万円の損失となりました。

このエントリーの問題点

さて、このエントリーの何が問題なのでしょうか。

それは、一回で全力のポジション数で勝負をしているところですね。このようなトレードは失敗することが多いです。

今回のケースのように見通しと逆に動いた場合は、大きな損切りになってしまうので、ダメージがでかいんです。

ポジションを小分けに取ってみよう

対処法としては、ポジションの取り方を小分けにすることです。そうすれば、長期的に裁量トレードの成績を向上させることにつながることが多いです。

小分けとはどういうことかというと、10万通貨のポジションをとる人だったら、4万、3万、3万のようにエントリーする時間をずらしてポジションを取っていく方法です。

osieru

例えば先ほどのケース。104.00円台で4万通貨ロングをとります。シグナル転換ラインが102.50円台ですので、次の日に103円台前半くらいで、追加の3万通貨ロング、102.80円台くらいでラストの3万通貨のロングを取ったとしましょう。

この時、ロングポジションの平均取得レートは103.30円台くらいです。

そのまま102.50円台を割ったことによって、損切りしたら約8万円の損切りですね。

損切りには変わりないですが、15万円の損切りになるか、8万円の損切りで済むかは大きな違いです。

でも、これだけではありません。もしドル円が次のように動いたら、どう変わるか見てみましょう。

ドル円が102.50円台で踏ん張って、再び上昇し103.70円台まで戻すも、上値を抑えられるような状況

もし、先ほどのドル円が、102.50円台で踏ん張って、再び上昇し103.70円台まで戻すも、104円台には乗せそうにない状況になりました。

始めのケースでは、一気にポジションを取ったので、取得レートが104.00円台です。つまり103.70円台ではまだ3万円の含み損。

気持ちとしては、「なんとか110円台に乗せて、再び上昇しろーーー」って心の中で叫んでいるかもしれませんね。

でも、ポジションを小分けにしたケースはどうでしょうか。

平均取得レートが103.30円台ですので、103.70円台まで戻した時点で、含み益が4万円なのです。含み益!

含み益があるときは、意外と柔軟に対応できるもので、一旦ポジションを決済して、ドル円が再び110円台をしっかりと超えたらエントリーし直そうと考えたりするのです。

miru

目標値にはいかなかったけど、4万円の利益を取り、さらには、ドル円の状況をノーポジで見れる。

心の余裕も全然違いますよね。

予想は100%的中するわけではない

1回のエントリーで全力でいった場合、見通し違いの時のダメージがでかいんですよ。そして、見通しが間違うこともよくあります。

ですから、小分けにしてエントリーするのが有効な戦略になるのです。

まとめ

ポジションの取り方を工夫することで、裁量トレードの成績を改善できることがあります。

裁量トレードがうまくいかないトレーダーは、一度エントリー方法を見直すのもいいのではないかと思います。ポジションを小分けにすると、結構冷静に相場をみれたりしますからね。

裁量トレードがうまくいかない時は、ぜひ、試してくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。