トランプ氏の考えるアメリカ。僕は一言物申す。

どうも、川相有高(@woddy3)です。

トランプ氏は、「偉大なアメリカを再び」をスローガンに、アメリカを最優先に考えた政策を実行すると思われます。

1月11日の大統領当選後初のトランプタワーで行われた記者会見では、アメリカと、その他の国との貿易不均衡についての発言がありました。

「我々は中国との間で数千億ドルの貿易赤字を抱えている」と言ったのに続けて「日本、メキシコ、ほかのすべての国との間でもだ」と指摘しました。

日経新聞のニュースより引用

そして、次のようにも言っています。

ロシアや中国などが「我々を完全に経済的に利用してきた」と話し、中国の南シナ海での軍事拠点整備に言及した。そのうえで「ロシア、中国、日本、メキシコ、すべての国が、過去の政権のときよりも、もっと我々を尊敬するようになるだろう」との見方を示した。

日経新聞のニュースより引用

このような内容からわかることは、

アメリカは各国から経済的に利用され続けた結果、世界一の国ではなくなったとトランプ氏が考えているのではないかということです。

もう一度、世界一豊かな国にするために、「偉大なアメリカを再び」をスローガンにしているのです。

世界一にする方法

では、世界一豊かにする方法は、どのようなことかというと、製造業をアメリカに戻すことです。

彼のツイッターでの攻撃は、いわゆるトランプ砲と呼ばれますが、それは、海外で製造し、アメリカで販売するような企業には、遠慮なく発射されます。

トヨタ自動車もその餌食となり、急遽、アメリカに5年で100億ドルの投資をすることを発表しましたね。

もちろんトヨタ自動車だけでなく、ほかの企業についても、アメリカへの生産工場を移す(あるいは作る)動きが出てきています。

トランプ砲を食らうと、アメリカでの販売が不利になることから、それを恐れて、アメリカでの製造や投資額を増やす動きとなっているのですね。

ドル高によってアメリカの富が流出

またドル高によって、恩恵を受けている国についても過激な発言を繰り返しています。

ドル高によって、アメリカの富がほかの国へ流れていると判断しているからでしょう。

世界一のアメリカにするためには、他国の為替操作は非難の対象となるということです。

偉大なアメリカにするとは

過去にさかのぼると、アメリカ、ソ連の冷戦時代は、まさにこの二つの国の2強状態でした。それが、ソ連の崩壊によって、アメリカの1強へ。

経済において強いアメリカを過ごしてきたわけです。

しかしながら、近年は、経済が停滞してきており、GDPランキングでは2030年に、成長著しい中国やインドに抜かれるという試算が出ているわけですね。

このまま負けていっていいのか、アメリカ。

アメリカから富を奪っている国々が多い現状でいいのか、国民よ。

今こそ強く声を上げる時だ。

これが、トランプ氏の呼びかけであり、

偉大なアメリカを再び、というスローガンにはこのようなメッセージが込められているといえるのです。

トランプ氏に一言

だけど、こうも好き勝手に言われると、僕にも一言物申したいことがあります。

それは、

そもそも、サブプライムローンをきっかけにして、リーマンブラザーズが倒産し、リーマンショックを招き、世界経済を混乱させた。そして、世界は、長い不況に陥った。

サブプライムローンはアメリカの商品じゃないか。

今、アメリカから富が流出しているというけど、お前ら、世界の富を奪ったんだからな。

まとめ

人は得る喜びよりも失う悲しみのほうが大きく感じてしまう生き物です。

これは、プロスペクト理論と呼ばれる価値の感じ方の違いを説明したものでなのですが、

損切りがスムーズにできないやつは、絶対に勝てない

2016.09.22

トランプ氏もまさに、アメリカが世界経済に及ぼした負の部分については、何も感じないけれども、アメリカからの富の流出しているという部分には、強い悲しみ、怒りを感じて、現在の状況になっているのではないでしょうか。

とはいえ、トランプ大統領によって、世界がより良い方向に向かうことを期待しています。。。

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ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。