含み損が拡大しすぎて身動きが取れない人へのアドバイス

含み損が拡大しすぎて、損切りができなくなっている人はいませんか?こんにちは、川相有高(@woddy3)です。

裁量トレードをしていて、自分の思うように動かなかった時に、すぐに損切りができればいいんですが、「もう少し粘れば戻すのではないか」などと妙な期待をして、損切りの決断を先送りにして、身動きが取れないケースって結構あります。

これは損切りがなかなかできないという方は、必ず陥るケースですね。損切りができない理由は以前もブログの記事にまとめました。

損切りがスムーズにできないやつは、絶対に勝てない

2016.09.22

で、今回は、含み損が拡大しまくった現状をどうするのがいいのか、ということを考察していきたいと思います。

含み損の拡大は、損切りできなくなる

損切りは粘れば粘るほど、決済できなくなるものです。

例えば、次のケースで見てみましょう。

ドル円110.00円で10万通貨のロングで、エントリーをしました。

その後ズルズルと下げていき、109.00円台になりました。

この時点で含み損が10万円です。

この10万円の含み損を見た時に、もう少し待てば、戻すのではないかと考えて損切りを先送りにします。

先送りにした結果、さらに下げ始ます。

107.80円台まで下げてきました。

含み損を確認すると、22万円になっています。

この時考えることは何かというと、「ああ、109円の時点で決済できれば、まだマシだったのに。」ということです。そして、「今更もう損切りなんてできない」、となるのです。

そして、自分の後悔から目を背けるようにして為替レートを見ないようにするのです。これが含み損が拡大して、放置してしまう状況です。

なぜ、109.00円台で損切りできなかったのか

振り返れば、もし109.00円台の時に損切りをしておけば、マイナス10万円で終わっていた話なのです。そして次のチャンスを狙うことができます。しかし、そこで粘ってしまったために、損失が拡大し、切れなくなります。そして、次のチャンスも狙うことができなくなったのです。

なぜ109.00円台で損切りができなかったのでしょうか。

それは、もし、粘った場合に、110円までスルッと戻してしまって含み損を掻き消せてしまうケースがあるからですね。この経験や期待が、損切りの邪魔をするのです。

そういう偶然に期待してはいけない

損切りができないのに勝ち続ける裁量トレーダーはいないのです。

現在、大きな含み損を抱えた状態なんですけど

もし、現在、大きな含み損を抱えて、身動きが取れない方は、まずは、3分の1とか2分の1のポジションを損切りすることです。今回のケースで言えば、2分の1の損切りならば、11万円の損切りです。もちろんまだ110円の半分のポジションが残っていますが、気持ちはずいぶん楽になるはずです。

で、また、次の推移を見ながら、損切りのチャンスを見ます。上昇してきたら、「ああ、半分のポジションを残しておいてよかった」と考えることができますし、下降してきてら、「ああ、半分は先に損切りしておいてよかった」と納得して、損切りすることができるのです。

裁量トレードに必要な事

裁量トレードに必要な事は、見通しが変わった時にすぐにポジションを決済できる事だと思います。自分の見通しに固執して、損切りを粘るような人には勝ち続ける事は出来ません。

逆に言えば、そういうスタンスを取る事ができれば、裁量トレードで勝つ事ができるという事ですね。

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ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。