大統領令の差し止めの裁判は長期化する。次の一手はあるのか!?

アメリカ経済に注目しています。どうも、川相有高(@woddy3)です。
トランプ大統領がどのような発言をし、どのような行動を起こすかで、今度の世界経済の動向が大きく変わる可能性があります。

トランプ氏の発言やツイッターは戦略的

ということで、これまでもトランプ大統領に関連するニュースについて、多く取り上げてきたわけですが、

トランプ大統領はとんでも大統領なのか。僕らは認識を改めなければならないだろう。

2017.02.03

ところで、大統領令って一体何よ?

2017.01.31

これらの内容でも書いたのですが、
僕は、トランプ大統領は思いつきの政治とは思えないのです。

きちんとした戦略が練られている気がするのです。

とくに次の記事では、トランプ氏の戦略的なツイートについて分析をしました。

大統領選挙前からトランプ氏の発言や行動に注目してきた僕が、彼が相当なやり手であることを教える

2017.01.22

このように、ツイッターを使って、戦略的なツイートを行なっているのだとしたら、トランプ氏は、相当なやり手だと考えられます。

大統領令がシアトル連邦地裁の決定で差し止め

トランプ大統領は、1月27日に、
シリア、イラク、イラン、スーダン、リビア、ソマリア、イエメンの人の入国や、すべての国からの難民の受け入れを一時的に停止する大統領令に署名をしましたが、

これが、大きな反対やデモを引き起こしています。

そして、この大統領令について、2月3日に
シアトルの連邦地裁によって一時差し止めを命じる仮処分の決定を出しました。

命令は全米に適用され、即時効力が及ぶが、トランプ政権は決定を不服として争う姿勢を示しており、混乱が続きそうだ。連邦地裁の差し止め命令を受け、米国務省は4日、声明を出し、約6万人に上る7カ国出身者の査証(ビザ)取り消しを撤回し、有効なビザを所持していれば入国を認めるとの認識を示した。欧米や中東などの航空各社は米当局からの通知を受け、入国禁止となっていた乗客の搭乗を再開した。

(中略)
これに対しホワイトハウスは声明を出し、「司法省が執行停止を求め、大統領令を守る」と争う姿勢を明らかにした。
 トランプ氏は2月4日、決定についてツイッターに「我が国から法治を奪い去るもので、ばかげている。(上級審で)覆されるだろう」と投稿した。

そして、4日には、控訴することを通告したということです。

憲法判断に関わるものは、長期化する

この問題については、長期化することも考えられるといういことです。

先ほどのyahooニュースの記事によると、

 連邦政府は混乱を避けるため、即時抗告して裁判所に素早い対応を求める構えだが、憲法判断にかかわるため、決着までは長期化する見通しだ。

 大統領令の差し止め判断は過去にも出た。一部の不法移民の強制送還を一時的に猶予し、労働資格を認めるオバマ前大統領の大統領令を巡って、南部テキサス州の連邦地裁が2015年2月に全米での執行停止を命じ、昨年6月には最高裁で執行停止が維持された。

前回のオバマ大統領の時で、1年4ヶ月もかかっているということですね。

最後に

ということで、長く争う裁判となりそうですが、果たして、トランプ大統領は、この件については、裁判で決着がつくまでは、何もしないのでしょうか。

やり手のトランプ大統領なら、もしかすると、次の一手があるのかもしれません。

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