日米首脳会談に注目せよ。開催までの状況とその内容について考える。

今週の最も注目すべきことは、10日(金)の安倍総理とトランプ大統領の首脳会談ですね。こんにちは、川相有高(@woddy3)です。

今回は、日米首脳会談の開催にに至るまでと、その内容について、考えてみたいと思います。

日本はアメリカとの早期会談を望んだ

日本は、トランプ大統領のアメリカと良好な関係を築くために、早期の首脳会談を急いでいましたが、

日本で最も早くトランプ大統領と仲良くなったのは、
ソフトバンクの孫社長でした。

2016年12月6日、ソフトバンクの孫社長は、トランプ氏に会いに行き、会談を実現させ、さらには、そこで米国での投資を発表するのです。

トランプ氏もこのことをツイッターでも話題に取り上げました。

しかも、トランプ氏は孫さんのことをマサと呼んでいるのです。

安倍総理よりも先に、仲の良さをアピールした孫社長は、さすがでした。

(関連記事として、こんなオピニオンも書きましたので、もしよければご参考に。)

大統領選挙前からトランプ氏の発言や行動に注目してきた僕が、彼が相当なやり手であることを教える

2017.01.22

それでも、安倍首相は日本の総理として、アメリカとの早期会談を求めました。

しかし、首相として、一番に直接会談したのは、イギリスのメイ首相でした。

保護主義を打ち出したトランプ氏にとっては、ブレグジットでEUを脱退したイギリスは、ともに進むべき方向が同じ仲間だったから、なのかもしれません。

日米首脳会談の中身はどうなる?

僕は、「日本は、当分会談が実現できないのではないか」と見ていたのですが、

どう考えても、安倍首相とトランプ大統領が会談する日は遠い。

2017.01.24

2月10日に会談することが決定しています。

で、ここでどのような話になるのか、非常に注目されるわけですが、

アメリカからは、

日本との自動車貿易における不均衡についての議題が上がる可能性や日本の金融緩和策についても言及されることが予想されています。

日本としては、
安倍政権の成長戦略の柱として掲げてきたTPPのことが第一目標です。しかし、すでにトランプ氏は大統領令でTPP脱退を表明していますから、TPPに変わる代替案について、探ることになると思われます。

ですが、トランプ氏は二国間の貿易でないと、アメリカの富が奪われると考えていますので、TPPの代替案については難しいのではないかと思われます。

と考えますと、
今回の首脳会談は、日本にとって厳しいものになる可能性があるということです。
つまり、日本の要求は何一つ通らず、アメリカの要求を受け入れなければいけない状況になるかもしれないということですね。

もしそうなるとしたら、日本はかなり厳しい状況で、ドル円も円高への流れをたどることも想像されます。

会談の内容は、実際に行われる10日(金)にならないとわかりませんが、もしかすると、安倍首相が進めてきた政策も方向転換を迫られることになるのかもしれません。

ということで、今週は10(金)の日米首脳会談と、為替レートの値動きに注目しましょう!

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ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。テクニカル分析『ポイント&フィギュア(P&F)』を使って、チャートを分析し、裁量トレードをしています。ブログでは、日々の分析結果をアップしています。