2017年のFOMCメンバーに注目しよう。【タカ派?ハト派?】

2017年、アメリカの利上げの動向に注目している川相(@woddy3)です。

トランプ大統領が就任し、その政策が実行されると、景気回復のスピードが早まることが期待されていることから、利上げのペースも上がるという見方が出ています。

アメリカの景気動向については、世界経済にも大きな影響を与えますから、アメリカの利上げについては、非常に注目されるわけです。

そんな注目の利上げを決めるのは、FOMC(公開市場委員会)です。

ここのメンバーは毎年変わりますので、今回は2017年のFOMCメンバーについて紹介したいと思います。

FOMCメンバーの構成

FOMCは、7名の理事と5名の地区連銀総裁によって構成されます。
現在は、7名の理事のうち2名が空席となっているため、計10名のメンバーで金融政策について話し合っているわけです。

そして、利上げをするかしないかについて、10名(12名)がそれぞれ投票権を持って、多数決で決定されるわけです。

同数の場合は、最終判断は議長が決めます。

常任メンバーと残りのメンバー

FOMCは、「常任メンバー」と「年ごとに変わるメンバー」がいます。
常任メンバーは、議長、副議長を含む5名の理事(2名空席のため本来は7名)とニューヨーク地区連銀総裁の計6名(本来は8名)です。

残りのメンバー4名は、ニューヨーク地区以外の連銀総裁が輪番制で1年間担当します。

2017年FOMCメンバー

常任メンバー
  • イエレンFRB議長
  • フィッシャー副議長
  • タルーロ理事
  • ブレイナード理事
  • パウエル理事
  • ダドリー ニューヨーク(地区連銀総裁)
2017年メンバー
  • エバンス (シカゴ地区連銀総裁)
  • ハーカー (フィラデルフィア地区連銀総裁)
  • カプラン (ダラス地区連銀総裁)
  • カシュカリ (ミネアポリス地区連銀総裁)

常任メンバー6名は2016年と同様ですが、2017年は4名のメンバーが変更しているということですね。

タカ派かハト派か

よくタカ派、ハト派といわれる表現についてですが、
基本的には、利上げに前向きとされるのがタカ派。利上げに慎重なスタンスがハト派。で、どちらでもないのが中立と言われます。

では、2017年のメンバーはどうかとうと、

常任メンバー
  • イエレンFRB議長 ハト
  • フィッシャー副議長 中立
  • タルーロ理事 ハト
  • ブレイナード理事 ハト
  • パウエル理事 中立
  • ダドリー  ハト
2017年メンバー
  • エバンス  ハト
  • ハーカー  タカ
  • カプラン  中立
  • カシュカリ  ハト

つまり、

  • タカ派は、1名
  • ハト派は、6名
  • 中立は、3名

ということですね。

2016年は、

  • タカ派は、2名
  • ハト派は、5名
  • 中立は、3名

でしたので、ハト派の方がより多くなったという感じでしょうか。

最後に

とはいえ、2017年は2016年よりもハト派になる、と安易に判断することはできません。

なぜなら、トランプ大統領は、現在空席の2名の理事を新たに指名する可能性も示唆していることや、FRBイエレン議長の任期が2018年2月3日となっていることで、今後は、ハト派よりのメンバーから、タカ派が増えることも考えられるからです。

2017年のFOMCメンバーにも注目して、アメリカ経済の動向を見ていきたいところですね。

ABOUTこの記事をかいた人

ドル円、ユーロ円、ユーロドルの専門です。主に日足チャートを分析し、裁量トレードをしています。FXメルマガでは、通貨ペアの状況や狙い目をズバッと明記する他、僕が使っているテクニカル分析の方法も公開しています。毎日、ワクワクして過ごしたいですね!よろしくお願いします